安房郡市消防本部は、管内の住宅用火災警報器の設置率が62.91%だったと公表した。前年の調査から6.54ポイント上昇したが、全国平均は下回っている。調査対象は館山市・南房総市・鋸南町。
住宅用火災警報器は、消防法と市町村の条例で、すべての住宅に設置が義務づけられている。主な設置場所は寝室と、寝室がある階の階段。煙を感知し、警報音で火災の発生を知らせる。就寝中の逃げ遅れを防ぐための設備である。
消防本部は、未設置の世帯に早期の設置を呼びかけている。設置済みの住宅にも、定期的な作動確認を求めている。本体のボタンを押す、またはひもを引くことで点検できる。音が鳴らない場合は、電池切れか本体の故障が考えられる。
警報器本体の交換の目安は、設置からおおむね10年。内部の電子部品やセンサーが劣化し、火災を感知できなくなる恐れがあるためだ。設置時期が分からないときは、本体に記載された製造年で確認できる。
機種の選び方や設置場所についての相談は、安房郡市消防本部の予防担当が受け付けている。